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「庭のトマトの葉」 2021|和紙に刺繍、張り子、石粉粘土、棚、他
地元の山、庭のトマトの葉、大阪の夕日、朝顔のつぼみ。日常のある場面を思い出し、確認するような感覚で刺繍している。それぞれの刺繍は蜂の巣のように棚の中に不規則に収まっている。鑑賞者は手に取って見ることが出来る。棚の上の張り子と小さな白い彫刻は地球から見える月のような、少し遠くに見える存在をイメージした。日常のある要素を観察し、制作を通して確認することで、なにか捉えがたい大きな力のようなものに向き合おうとしている。
招待制のクローズドな会場で発表した作品。夜には小さなライトを近づけて鑑賞する。
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