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「黄金の川」 2026 |「アペルト21 野村由香 黄金の川」展示風景 / パフォーマンス風景(金沢21世紀美術館、2026年) 

「金沢」の地名の由来の一つに、「金の採れる沢」という意味がある。本作は、金沢市内を流れる犀川で行われてきた「砂金採り」に着想を得て制作した、パフォーマンスを含む立体作品、ドローイング、写真によるインスタレーションである。

砂金採りは、皿状の容器で川底の砂をすくって揺することで、比重が重い金の性質を利用して砂と金を選り分ける。作品は、一枚一枚の円錐状のクラフト紙を砂金を採る皿に見立て、そのクラフト紙をロープで繋ぎ、さらに作品の内部で連結させることで、動きが連動し増幅される仕組みとなっている。パフォーマンスでは、砂金を探すようにクラフト紙を揺らし、また立体の内部からも作品全体を揺れ動かすことで、作品全体に動きが連動し、積み重なる紙が擦れる音がする。

金沢の地で連綿と行われてきた砂金採りの営みと、あらゆるものを押し流す川の水の流れそのもの、そしてキラキラと光る金を追いかける人の夢も欲望もあわせて表現しようとした。

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助成: 公益財団法人松浦芸術文化財団、京都市芸術文化特別奨励者​​

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